覚えておくべきお金の知識<4.72の法則>
お金が2倍になる!?
そんな話を聞いたら誰もがうれしくなるでしょう。
残念ながら今回はお金が2倍なる方法ではありませんが、2倍になる条件を知る方法をお伝えしたいと思います。
それは、複利で増える場合の年利がわかっていれば、その銀行にどのくらい置いておいたらそのお金が2倍になるかを簡単な計算で導き出せるの方法なのです。
つまり、 72の法則であらわせられます。
日本にも郵貯に貯金をすると年利12%という時代もありました。
1975年や1981年あたりです。この頃は平均年利8%くらいが1990年くらいまで続いていたのです。
その当時は、72の法則を使えば
72÷8%=9年 なので
なんと9年間預けておけば、倍々と雪だるま式にお金が増えていったのです。
その当時を経験している世代が、お金は貯金しておくのが正解と実感し、貯金、貯金と教育をしていたことも日本人が世界の他の国に比べてもとにかく貯金が好きな民族になっている所以かもしれません。
しかし、時代は変わって今の日本はメガバンクでも年利0.001%という時代です。
ここでも72の法則を使って計算すると
72÷0.001%=72,000年!!!
いくら長寿の国、日本でもさすがにこれほど長く生きれる人間はいないですよね。以前の常識はその当時は正解ですが、今は正解ではありません。
72の法則を使って計算しがいのあるほどの、複利を活かせるお金の置き場所を考えた方がいいと思いませんか?
<編集後記>
そんなに年利の良い銀行はどこを探せばあるのでしょうか?
そんなところが日本にあるわけないよ!
と思う方……。 ピンポン!「正解です。」