老後資金ははどのくらい準備すべきか?
ライフプランを考える中では、結婚・教育資金・老後資金等のお金のかかるイベントはいろいろありますが、年齢の若いうちから時間をかけて準備をしておけるのが人生の集大成でもある老後ではないでしょうか?
その時に健康と時間とお金があれば、満足いった人生と思えるに違いありません。
しかし、若い時にはそんな先のことは考えなくてもと思いがちなもの事実です。
そこで今回は、年を取ってから後悔しないように、ザックリと皆さんがイメージを持てるようにまとめてみたいと思います。
〇毎月の生活費から計算する必要金額
夫婦2人で最低限の日常生活をするのに必要な金額の目安は約22万円と言われていますが、これに対し多くの人が望む豊の老後生活の必要金額が約35万円とも言われています。
ここでは間をとって夫婦二人がそれなりに満足できる生活を送るための金額を仮に30万円/月と設定した場合でシミュレーションすると以下のようになります。
注)資料の一部は、平成31年4月金融庁作成の「人生100年時代における資産形成」より抜粋しました
上図は年金受給も想定に入れてありますが、これからはどんどん厳しくなるといわれています。
夫婦2人ので毎月30万円が必要となると想定した場合に25年間で9000万円かかるということは、若いうちにそれなりに貯蓄をしておくか、65歳以上も安定した年金以外の収入がないとかなりやりくりが難しいことが予想されるのです。
<編集後記>
基準となる年数や金額の考え方で必要な金額変わってきますので、この考え方を使ってご自分に合わせて考えてみるとより実感がわくと思います。
自分のライフプランについてはできるだけ早いうちに1度は考えてみると、ご自分の人生設計に必ず役立ちますので、是非、考えてみてください。